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2012年08月31日

2011年の電通の「話題注目商品ランキング」調査

2011年の電通の「話題注目商品ランキング」調査
マレーシアで唯一のカジノ、「ゲンティング」

電通が2011年の「話題注目商品」のランキングを発表した。

消費の潮流が2011年から2012年にかけて見えてくる。

2011年のランキングは下記の通りである。
 
1位 スマートフォン
2位 LED電球
3位 東京スカイツリー
4位 なでしこジャパン
5位 AKB48
6位 芦田愛菜
7位 ハイブリットカー
8位 防災グッズ・備蓄食
9位 扇風機
10位 地デジ対応大画面薄型テレビ

となっている。

2011年の特徴として、情報ツールを持ち歩いてSNSに参加できるという土壌が広がり始めたことが挙げられる。

また、省エネやいざという時の備え関連が注目されたこと、そして明るい日本を感じられるものなどがランクインしてきている。

さて、2012年も半分まできたが、どのような話題注目商品がランクインしてくるか。

2000年以前は、一方的に提示された商品や情報の中から選択する受動型生活者であったが、2004年頃から消費者は自ら発信し、気軽に企業につながる術を手に入れた。

そのような中で、今後は「社会に貢献しようという姿勢が見える企業を応援する」という考え方が増えている。

志の高い顔の見える企業との関わりを強くして、その情報発信さえも共に行う「共創型生活者」が台頭してくると思われる。

コトラーがいう「マーケティング3.0」の世界が現実に動き出してきている。



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