アジアの国々の将来とマーケティング環境の変化
マレーシアの巨大ショッピングモール
2030年のアジアの市場はどのように変化していくか。
あるビジネス専門誌で特集をしていた。
その変化を「一人当たりGDP」と「高齢人口の割合」のマトリックスで分析している。
マーケティングでは自社のビジネスをすすめる上で、一般的環境の1つであるデモグラフィック特性を考慮する。
歴史学者のマンディス氏はその国の経済成長率と人口分布に相関があることを証明した。
その理論から推測すると、2030年に「リッチな高齢国・地域」になるところとして
シンガポールと
香港が挙げられている。
「豊かになる前に老い始める国」は
中国、
タイ、
スリランカ。
「成長前夜の新興国」には
ベトナム、
ミャンマー、
フィリピン、
ラオス、
パキスタンなどが含まれる。
「未来の成長国」という位置づけを得るのは、
マレーシアと
インドネシアである。
さて、
日本はどうかというと、「負担が重い小金持ち国」である。
そこには遅ればせながら
韓国、
台湾も含まれてくる。
今、ビジネスは自国内市場だけではやっていけない。
国際化進む中で日本や沖縄に近いこれらの国々のこれからの変化を知ってビジネスを行うことは重要なことである。
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